VOL.14

6月3日、岡山市総合文化体育館で行われた

第2回全日本グローブ空手選手権大会

 

 梅雨入り間近の6月3日、西日本グローブ空手の聖地、岡山市総合文化体育館にて第2回全日本グローブ空手選手権大会が、全日本グローブ空手協会 岡山ジムの主催により開催された。

 東は埼玉県、西は九州福岡県から出場選手がだだっ広いメインアリーナに結集。プロ選手も含めた軽量級20名、中量級32名、重量級18名の総勢70名のエントリー。今回、拳之会からは選手のエントリーはなかったが、東利彰、藤原国崇、後藤一喜の3名が審判等スタッフとして参加した。

 軽量級を制したのは沼田旭選手(日進会館)。惜しくも優勝を逃したのはKO氏イチオシ・昨年第3位の亀井太一選手(浪速武道館)、そして第3位は池田幸平・増下智也の両選手(両者とも日進会館)であった。

軽量級入賞者の皆さん

 

 中量級の覇者となったのは、福岡からやって来た渡辺真治選手(武蔵塾)、準優勝はフリー参戦の高山献児選手、第3位は寒川慶一選手(士道館 西日本本部)、三国真義選手(岡山ジム)であった。

中量級入賞者の皆さん

 

 重量級は個性派の岸田知幸選手(香川大学 格闘同好会)が力をつけて、昨年の覇者・大石厚之選手(K−MAX)を決勝戦で破り、本大会初優勝を飾った。第3位は内藤さと志(士道館 西日本本部)、田中隆之(サルーテ)の両選手。

 なお、準優勝の大石選手は、この試合の2週間後、愛媛県松山市で行われたMAキック・松山大会で、武勇会のMAヘビー級ランカー・笹田勝俊選手に第3ラウンドKO勝ちしている。

重量級入賞者の皆さん

 

 今後ますますこの大会が発展し、選手が育っていくことを願います。

 

スペシャルエキシビションマッチ

力忠勝館長(力炎館)VS笠原大介選手(GENESIS)

 

軽量級
優勝 沼田旭(日進会館)
準優勝 亀井太一(浪速武道館)
第3位 池田幸平(日進会館) 増下智也(日進会館)
中量級
優勝 渡辺真治(武蔵塾)
準優勝 高山献児(フリー)
第3位 寒川慶一(士道館 西日本本部) 三国真義(岡山ジム)
重量級
優勝 岸田知幸(香川大学 格闘同好会)
準優勝 大石厚之(K−MAX)
第3位 内藤さと志(士道館 西日本本部) 田中隆之(サルーテ)
前の観戦記を読む  
次の観戦記を読む