ＳＢ姫路大会観戦記

　８月１９日、日曜日。兵庫県姫路市は広畑市民センターにてシュートボクシングのプロ興行が行われた。拳之会に出稽古に来てくれる岡山ジムの藤岡一也選手が出場するとあって、拳之会から会長、私ＫＯ、東利彰、高橋拓也の４名が応援に駆けつけた。

　事情により週末は姫路で過ごす私は、午前中に花束を買って、開場時間に着。入り口前で藤岡選手を見つけて挨拶。倉敷からやってくる会長以下を待つことに。ところが待てども来ない。携帯に電話したところ、高速道路にのって、広島方面へ走っていたらしい。「・・・・・・・・。」絶句する私。試合開始１５分前に会長たちようやく間に合って、レストランで食事。１５分で食事を済ませて観戦に突入。

会場で「在京倉敷人」さんを発見。なぜ姫路に？・・・そこで拓也と共に挨拶。帰省の途中に寄ったらしい。

　アマチュア時代に藤原国崇と対戦し、以前このＨＰの掲示板に書き込んでくれたことのある、「たいがあますく」こと伊藤選手。おされ気味の試合展開だったが、第２ラウンドにバックスピンキックを決めた。あれはダウンをとったと思ったのだが、蹴った伊藤選手もこけてしまったためかレフリーがダウンをとらず、延長ラウンドに。判定で松田選手の勝ち。伊藤選手まだこのＨＰ見てくれてるのかなー。見てたらまた書き込みして欲しいなー。

　プロレスラーの蝶野選手のようなタイツをはいた鈴木選手と、色白で長髪の金髪・エメラルドグリーンのタイツをはいたグループサウンズのリーダーのような藤田選手の戦い。見た目とはちがってグループサウンズなかなかやります。しかし２Ｒ判定で鈴木選手の勝利。

　昨年のアマＳＢ力炎館大会で拳之会のＪＥＴＢＯＹ高橋拓也を敗った田村聡太選手の登場。相手は実力者の及川選手。両者打ち合いの末、及川選手がＫＯ勝利。

ＪＳＢＡスーパーカーディナル級（62ｋｇ）契約　フレッシュマンルール２Ｒ

　アマチュア時代からずっと無敗という川上選手と、あの村浜選手と対戦したこともあるというキャリアの雨宮選手。第１Ｒ（だったかな）川上選手の投げが決まってシュートポイントを奪う。プロシュートボクシングの試合は何度か見たが、レフリーが「シュート」と宣言したのを見たのは初めてなのでなんだかうれしかった。これが「シュート」かー。で、試合は川上選手が勝ったと思う（たぶん）。

高屋敷哲明（尼崎ジム62kg）ｖｓ市政貴文（大阪ジム59kg）

　シーガル級（～65kg）の高屋敷選手とオウル級（～55kg）の市政選手のハンディキャップマッチ。ジュニア○○級と中間の階級があるのに、バンタム級相当とウエルター級相当が戦ってしまうところがＳＢらしくてステキだ。

　しかし市政選手がフットワークと執拗なローキック・絞め技ねらいなどで高屋敷選手を翻弄する。高屋敷選手は要所で重いミドルキックを当てパワーでおす。本戦で決着がつかず、延長・再延長の末、ヒットアンドアウエイの市政選手が技ありの判定勝利。

　ファルコン級（～70kg）の瀧口選手とシーガル級（～65kg）藤岡選手のハンディキャップマッチ。


プレゼンターはＪＥＴ　ＢＯＹ高橋拓也	藤岡選手（男前だが髭剃った方がいいぞ）

　試合の方は両者１Ｒから手数もまずまずで、藤岡選手はフットワーックが少し「？」という感じだったがそれ以外は動きも良く、藤岡選手が距離を保ってパンチ、ミドル、ハイキックなどを繰り出し、カウンターのパンチなども決めて試合を優位に運ぶ。しかし第２Ｒに瀧口選手のヒジが藤岡選手の鼻にヒットし、藤岡選手が鼻から出血。ドクターチェックが入って中断。結局ＴＫＯとなった。鼻骨骨折でもしないとＴＫＯにならないだろうから大丈夫かと心配したが、鼻血の出血がひどいので試合を止められたらしい。ＮＪＫＦならたぶん続行だっただろうなー。

拓也「ｙｕｄｅｔａｍａｇｏさんが今度の力炎館の試合に出ろっていうんですけど・・・。」

会長「プロで５戦しとる選手がアマＳＢの試合に出れるわけねぇじゃろーがー。」

拓也「でも出ろっていってますけど・・・。でもスパッツやタイツはいて試合するのいやなんですよ。」

ロングタイツが余ってしわになったらかっこ悪いだろうなーと思う私ＫＯだった・・・。